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毎年正月になると家族全員の似顔絵を描いて年賀状をだす。
人間の他にイヌ、ネコ、ノミ、ゴキブリ、ハエ等も網羅し、誰からも文句が来ないように神経を使う。
今年の年賀にはチョットしたコメントを付け加えた。妻のところに反省しない女と書いたのだ。
所がこれが大うけ。私の所でもそうです、とか、同感、同感、とか、
やっぱり…など世の中に反省しない女が沢山いるらしいのだ。
なんで女は反省しないのか。これが今回のテーマである。
妻とぼくは恋愛結婚である。というより職場結婚である。ホテルオークラのミキモトで働いていて、
狭い職場でゴチャゴチャやってるうちにできちゃったのだ。広い職場だとゴチャゴチャできないので、
できなかったと思う。結婚したいなら狭い職場にかぎる。
ミキモトは暇であった。何が楽しみかというと昼の仕出し弁当である。
妻は仕事では有能でなかったがその時になると甲斐甲斐しく働いた。
ランチョンマットや果物など付け加え、仕出し弁当も美しく華やかなものになった。
ぼくは貪るように仕出し弁当に食らいついた。その時以来、妻は「この人食べ物に弱い」
「食べ物でこの人の一生をコントロールできる」と直感したらしい。この
「この人食べ物に弱い」という
ウィークポイントを握られたことが彼女を反省しない女にした一つの理由である。
例えば夫婦喧嘩をしてムカついた後の食卓にそれは顕著だ。
子供の皿には色々と気を配った後がある。所がぼくのにはどうも一品足りないか、ビールがでても
温かいビールがでる。機嫌がいい時にはチョベリグで種類も多く華やかな食卓なのにだ。
で、いきおい妻の機嫌をとることになる。すると妻、反省せず。
とまぁこういう図式になる。
次に妻は記憶力が抜群にいい。これがこまる。
ぼくは今ディベートの講師をしていて論理的に話すことは得意なのだが、妻にはかなわない。
たとえば「あなたは結婚前は168cm身長があるといったけど、この前のパスポートには166cm
と書いてある。なぜか。」と問う。2cmは髪がなくなって、首が縮んだからだというが納得しない。
「わたしをだましたのねぇー」と得意げに見下した顔をする。
あと、結婚前にぼくがあげた手紙類を捨てないでとってある。
もうとっくに忘れたが巧言令色に満ちているらしい。 それにはかなり誤字当て字があって、それを
赤鉛筆でマークしてあるという。夫婦ゲンカして不利になると「アレ、子供達に見せるわよ」と脅す。
子供には「男なら大きな夢をもち、天下国家を論じる気概をもて!」などと日頃から説教をしている。
なのに、誤字当て字があって「ぼくは君なしにはいられない」等と
女々しいことを書いた文を見せられたらヤバイ。
そこで「まぁまぁ」と機嫌をとる。
するとつけあがり「反省しない女」になる。
さて、ここら辺で分かりやすくするために、まとめましょう。
個人差があると思いますが、ぼくの場合、
反省しない女を生んだ理由は:
1.食べ物に弱いという弱点を握られた
2.妻の記憶力にかなわなかった
3.誤字当て字のある女々しい手紙を書いてしまった
という3点に絞られる。
これをさらにまとめると、女は男の弱点を握ったときに
反省しなくなると言えそうである。この前、妻に聞いてみた。
「なぜあなたは反省しないのか」と。
「反省する理由がないのになぜ反省しなければいけないの」と切り返してきた。
イヤァー 立派、立派。パチ パチ パチ。反省しない女。
バンザーイ。

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