写真は1人の高校生が壇上でスピーチをしているところ。彼にとって初めてのコンテスト。
緊張した面持ちのスピーカーと対照的なのが一番前で楽しそうにおしゃべりをしている二人。
スピーカーは一生懸命話しているのに、ぜんぜん聞いていない。よほど話がつまらなかったのだろう。
この真面目スピーカー、実はぼく。あれから、50年近く経つ。
何故こんな昔話をしようと思ったか。それは、英語スピーチコンテストでジャッジをしたからだ。
ジャッジはコンテスト終了後、入賞者を決め発表する。その後出場者に、コメントやアドバイス。
何故あなたは入賞できなかったかを述べる。時には涙を浮かべて抗議をするひとがいる。
気持ちはわかる。だが判定は相対的なもの。いくら上手くてもそれ以上に上手な人が出てくれば、
勝利の女神は微笑まない。ぼくのアドバイスは一言。
「継続は力」。英語でいうと「PERSISTENCE」。
何十年と波は押しては返し岩を襲う。
でも岩はびくともしない、だが100年も経てばごつごつした荒々しい表面も滑らかになってくる。
根気。これでなんとか生きてきたように思う。続ける。皆が辞めても続ける。一人でも続ける。
続けると決めたら続ける。

人を笑わせるスピーチが出来るように
なるまでに40年かかった。悔しさを胸に秘め、
やっとコンテストで優勝。その時、はじめて
「悔しさ」に乾杯した。心の支え。
それは「PERSISTENCE」
継続は力
10年 偉大なり
20年 畏るべし
30年 歴史なり
50年 神のごとし
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